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ゲートボールコートの規定 [ゲートボールの規定・ルール]

ゲートボールは町の公園とかで老人さん同士がなにやら群れてコツンコツンやっているな程度の認識はあっても、実際にどんなルールで競技が行われているか知っている人はほとんどいないのではないでしょうか?ゲートボールはチーム対戦型の競技です。


紅白5人ずつのチームに分かれて、スティックでボールを打ってゲートを通し、相手より多くの得点をとれば勝利というゲームです。どちらかというと見た目は個人種目にみえますが、実際には団体で勝負をするサッカーや野球のような性質を持っているといえ、ここがグランドゴルフと違うんです。

コートには、アウトサイドラインと、インサイドラインが有ります。インサイドラインは、縦15m以上20m以下、横20m以上25m以下で、アウトサイドラインは、インサイドラインの外側1mに設けます。



これから競技の進行について簡単に説明します。競技は1試合30分です。延長戦はありませんが、まれにPK戦に相当するものがあります。まず、ゲートボールというからにはゲートとボールがあります。ゲートはコート内に三つあります。コートの大きさは、小コート(15×20m)と大コート(20×25m)がありますが、(こんなの覚えなくていいですよ。)一般的なのは小コートのようです。



コートの中には三つのゲートが決まった位置に設置されており、コートのど真ん中にはポールと呼ばれる柱が刺さっています。ゲートにはそれぞれ番号がついており、第1、第2、第3ゲートがあるわけなのですが、これらを順番に通ると1点ずつ加算されていきます。しかも、通過には向きがあります!そして、最後に3つのゲートを通った状態でポールに当てると2点が加算され、1球では最高 1+1+1+2=5点 取れる計算となります。コートのおおまかな図は下のようになっています。



<画像はゲートボールの基本サイト様から>


次は、ボールについて話しましょう。上にボールの図がありますが、ボールは全部で10球使用します。ゲートボールのボールは先攻後攻で紅白に分かれていて、 赤が奇数番(1,3,5,7,9番)白が偶数番(2,4,6,8,10番)となっています。ボールの大きさは普通の野球ボールくらいで、とても硬いです。ビリヤードの球の硬さと言えばわかりやすいでしょうか。ちなみに、管理人は公園のプラスチックベンチを事故によりボールで粉砕したことがあります。(公園の管理人さんごめんなさい。)こいつを書かれている番号の順に打っていけばいいんです。打順は敵味方交互に回ることになりますね。最初はスタートエリアから第1ゲートを通します。

 一人一球所持が基本なので、自分のボールは責任を持ってプレーすることが大事です。ここらへんは個人戦の要素があります。はじめはゲートを通すことだけ考えましょう。といっても、ゲートはボール3つ分の幅しかないので、なかなか通らないんですが…(上の図の縮尺はほぼ正確です。)ゲートを通すとボールの止まったその場所からもう一回打つことができます。そうして、次のゲートを目指していくわけです。


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ゲートボールスタートに関する規定 [ゲートボールの規定・ルール]

ゲートボールの試合は、両チームの監督か主将がじゃんけんまたはトスをして、その勝者が先攻、後攻を決めます。先攻のチームは、奇数のゼッケンと赤のボール、後攻は、偶数のゼッケンと白のボールを使用し、その番号は、各チームの打撃順になります。



先攻で、最初に打撃する場合、赤の1番のゼッケンと赤の1番のボールを使用。

後攻で、最初に打撃する場合、白の2番のゼッケンと白の2番のボールを使用。



先攻で、次に打撃する場合、赤の3番のゼッケンと赤の3番のボールを使用。

後攻で、次に打撃する場合、白の4番のゼッケンと白の4番のボールを使用。



これを交互に繰り返し、各チーム、5人で行います。







ゲートボールの試合が始まったら、お互い挨拶をして、1番の選手から打撃を始めます。第1ゲートだけは、必ず1打で通過しなければならず、2打以上で通過する事は認められていません。1打で通過出来なかった場合は、打ち直しになりますので、待ってる人の最後尾に並んで、自分の番が来たら、再び打ち直します。4mの距離しか有りませんが、これを1打で通過する事は、容易では有りません。



ゲートボールは、第1ゲートを通過成立すると、もう1度打撃する事が出来ます。同様に、第2ゲート、第3ゲートを通過後も、もう1度打撃する事が認められています。アウトサイドラインの外に出たボールを、アウトボールといいますが、インサイドラインの外縁に少しでも触れていれば、アウトボールにはなりません。






自分で打ったボールが、アウトボールになった場合は、ゲートを通過しても、引き続いての打撃権は、失われます。アウトボールは、競技ラインを越えた場所から直角に10cm離れた所に置かれ、次の打順の時に、その地点から打撃します。ゲートボールで通過成立しなくてはならないゲートは、第1ゲート、第2ゲート、第3ゲートと3つあり、そのうち第1ゲートだけは、1打で通過成立しなくてはならない、というルールになっています。



第1ゲートを通過しても、コート内で止まらないと、通過成立とは認められません。ゲートを通過した後、他球に当たって、自球がコートから出た場合も、第1ゲート通過成立と認められません。ゲートを通過した後、他球に当たって、他球がコートから出て、自球はコート内に止まった場合は、第1ゲート通過成立と認められます。その場合の他球は、移動前の位置に戻します。





ゲートボールは、第1ゲートの手前に、他球が有り、自球の通過に支障が有る場合、審判員に申し出て一旦取り除いてもらう事が出来ます。また、第1ゲートの手前に有るボールを取り除いてもらわず、自球が、そのボールに当たって第1ゲートを通過し、自球がコート外に出ていなければ、第1ゲート通過成立と認められます。他球がじゃまになる時は、必ず、審判員に申し出をしてから取り除いてもらわなければなりません。

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ゲートボールの審判などの規定 [ゲートボールの規定・ルール]

●審判員になるには
(財)日本ゲートボール連合(以下、日本連合)が指定する講習会受講後、資格試験に合格し、登録手続を行うことで審判員資格を取得できます。
なお、資格取得後2年ごとに更新手続が必要になります。


●審判員の区分
審判員には3~1級まであり、3級は加盟団体主催・後援大会や日本連合主催大会の記録員、2級は加盟団体主催都道府県単位・対抗大会や日本連合主催大会の副審・記録員、1級は全国大会などで活躍します。


●受験資格
3級は16歳以上の方。2級は3級資格取得後1年以上の審判実務経験(競技大会に5回以上参加)のある方。1級は2級資格取得後2年以上の審判実務経験(競技大会に10回以上参加)のある方。


●試験内容
筆記試験と実技試験があります(3級は筆記試験のみ)。試験問題は、講習会の内容について出題されるので、しっかりと講習会を受講することが大切です。


●受験手続
講習・試験は各都道府県の加盟団体別に実施されます。受験料は3級3,000円、2級、1級は4,000円。
問い合わせは、各都道府県の加盟団体、または日本連合(TEL03-3580-9397)。






●ゲートボール指導員とは



スポーツ界共通の文部科学大臣認定「社会体育指導者の知識・技能審査事業」の1つであり、(財)日本ゲートボール連合(以下、日本連合)は、平成8年から、この制度による指導者の養成を実施しています。 


資格は、ゲートボールC級指導員のほか、B級指導員(原則として、C級の資格取得後3年以上)、A級指導員(B級の資格取得後5年以上)があり、日本連合と(財)日本体育協会が実施する講習と検定試験の双方に合格した方に対して与えられます。
 
指導者を目指す人が最初に挑戦する事となる、C級指導員は、日本連合・加盟団体・地方公共団体などと協力して、学校の授業やクラブ活動、地域のスポーツクラブや教室などで、ゲートボールの指導にあたります。


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