ゲートボール勝敗の規定・ルール [ゲートボールの規定・ルール]
ゲートボールの試合終了は次のようになっている。
- 紅が全員あがる前に白が全員あがった場合は白の勝ちで、これをあがりといいます。5人全員が「あがり」となったチームが現れた場合、その時点で試合は終了となる(これを「パーフェクトゲーム」という)。ただし、パーフェクトゲームを達成したのが紅の場合は次の処置をとって試合終了となる。
- 白が全員あがる前に紅が全員あがった場合は次のような処置を取ります。 紅の中で最後にあがった選手の直後の打順の白の選手がアウトボールになっている場合、もしくはあがっている場合はこの時点で紅の勝ちです。
それ以外の場合は紅の中で最後にあがった選手の直後の打順の白の選手に1打分の打権が発生します。この打権を使っての継続プレイ中に白も全員あがった場合は引き分け、それ以外の場合は紅の勝ちとします。
- 最後にあがった選手の直後を打つ白の選手(1番が最後にあがった場合は2番、3番が最後にあがった場合は4番、以下同様に5番なら6番、7番なら8番、9番なら10番)が既にあがっている、もしくはアウトボールになっている場合はそのまま試合終了。
- それ以外の場合は最後にあがった選手の直後を打つ白の選手に1打分の打権を与え、その選手の打権が無くなった時点で試合終了となる。
- 30分経過のシグナルが鳴った時点でパーフェクトゲームを達成したチームが現れなかった場合は、その時点でプレイ中の選手の打権が無くなった時点で試合終了となる。ただし、その選手が紅の選手だった場合は次の処置をとって試合終了となる。
- 30分経過時点でプレイ中だった選手の直後を打つ白の選手(1番の場合は2番、3番の場合は4番、以下同様に5番なら6番、7番なら8番、9番なら10番)が既にあがっている、もしくはアウトボールになっている場合はそのまま試合終了。
- それ以外の場合は30分経過時点でプレイ中だった選手の直後を打つ白の選手に1打分の打権を与え、その選手の打権が無くなった時点で試合終了となる。
勝敗の決定
- パーフェクトゲームを達成したチームが現れた場合は、パーフェクトゲームを達成したチームを勝ちとする。ただし、両者ともパーフェクトゲームを達成した場合は引き分けとする。
- パーフェクトゲームを達成したチームが現れなかった場合は、各選手のボールの進行具合を得点に換算し、合計得点の多いチームを勝ちとする。得点の換算方法は次の通り。
ボールの進行具合 得点 あがりまで到達 5点 第3ゲートまで通過 3点 第2ゲートまで通過 2点 第1ゲートまで通過 1点 第1ゲート通過ならず 0点
- 同点の場合はあがりまで到達したボールの多いチームを勝ちとする。それも同数の場合は第3ゲートまで通過したボールの多い方を勝ちとする。それも同数の場合は、第2ゲートまで通過したボールの多い方を勝ちとする。それも同数の場合は引き分けとする。
同点決勝
引き分けの場合は、引き分けとして終わる場合とサッカーのPK戦の要領で決着を着ける場合がある。同点決勝のやり方は次の通り。
- まず1番の選手がスタートラインにボールを置き、第1ゲートを狙って打つ。
- 続いて2番の選手がスタートラインにボールを置き、第1ゲートを狙って打つ。
- これを10番まで繰り返す。ただし途中で勝敗が決した場合はその打順で終了する(例:紅4-2白で8番が通過できなかった場合)。
- ただし、第1ゲートを通過してもそのままアウトボールとなった場合は通過は認められない(つまり、通ればいいというものではない)。
- 10番が終了して同点の場合は、1番と2番に戻りサドンデス方式で行う。
- 以降3番と4番、5番と6番、7番と8番、9番と10番、さらに元に返って1番と2番…と決着が着くまで繰り返す。