試合のルール [ゲートボールの規定・ルール]
試合が始まると「1番」→「2番」→…→「10番」→「1番」→…の順番に自分の持ち玉を打つ。
試合の目的は、打った持ち玉に3つのゲートを「通過」させ、ゴールポールに当てて「あがり」になることである。ただし、単純にゲートをくぐらせたりゴールポールに当てるだけでは「通過」や「あがり」にはならない。以下には「通過」や「あがり」になる条件を書く。
- 第1ゲート
- 第1ゲートはスタートラインにボールを置き、ここから狙う。
- ボールが第1ゲートをくぐり、なおかつボールがコートの中に静止した時、「通過」となる。ボールがゲートにかかっておらず完全にくぐっている状態が通過と見なされる。
- 第1ゲートをくぐれなかったり、第1ゲートをくぐってもコートの外に飛び出してしまったボールは「通過」とはみなされず、コートから取り除かれ、再び打順が回ってくるのを待ってスタートラインから打ち直しとなる。
- 第1ゲートを通過したボールはそれ以降「あがり」になるまでコートから取り除かれることはなく、ボールが静止している位置から打つことができる。
- 第2ゲート
- 第2ゲート通過は第1ゲートを通過していることが前提条件となる。
- 第2ゲートは今ボールが静止している位置から狙う。
- 第2ゲートの足同士を結んだ直線でコートを切った時、第1ゲートのある方からない方に向かってくぐらせると「通過」となる。このとき、通過したボールが必ずしもコートの中に静止している必要はない。
- 第3ゲート
- 第3ゲート通過は第1ゲートと第2ゲートを通過していることが前提条件となる。
- 第3ゲートは今ボールが静止している位置から狙う。
- 第3ゲートの足同士を結んだ直線でコートを切った時、第1ゲートのない方からある方に向かってくぐらせると「通過」となる。このとき、通過したボールが必ずしもコートの中に静止している必要はない。
- ゴールポール
- 「あがり」は既に3つのゲート全てを通過していることが前提条件となる。
- ゴールポールは今ボールが静止している位置から狙う。
- ゴールポールには方向の制約は無く、ゴールポールにボールをぶつければ「あがり」となる。
- 1度「あがり」になったボールはその試合には2度と参加できない。また「あがり」になった選手の打順は、次から飛ばされる(たとえば「4番」があがったら、…→「2番」→「3番」→「5番」→「6番」→…となる)。
なお、ゲートを通過できなかったからといってペナルティがあるというわけではないので、物理的に無理だったり作戦上ゲート通過よりも大事なことがあるという場合はゲートを狙う必要はない。