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タッチ&スパーク打撃の規定・ルール [ゲートボールの規定・ルール]

「タッチ」とは、自分の持ち玉を打って他の玉に当てることをいいます。「他の玉」というのは敵味方どちらの玉でも構いません。自分のボールを敵味方問わず他のボールにぶつけると「タッチ」となる(ただし1度タッチしたことのある相手には、1度打権を失って再び打順が回ってくるまでタッチできない)。自分のボールがアウトボールになればもちろん「タッチ」は認められないが、「タッチ」したボールがアウトボールになっても「タッチ」は認められない





タッチをすることで起きた出来事はすべて有効とみなされます。具体的には、タッチした勢いで自分の持ち玉以外のボールのゲート通過やあがりが成立した場合、そのボールの持ち主がゲート通過やあがりを成立させたのと同じ扱いをします。その他、後述するアウトボールになった場合も同様です。






タッチした後、自分の持ち玉とタッチした相手の玉が両方ともインサイドラインの内側に静止し、なおかつ自分の持ち玉もタッチした相手の玉もあがりが成立しなかった時、「スパーク打撃」を行います。


スパーク打撃とは、下に示す手順でタッチした相手のボールを動かすことをいいます。


。「タッチ」をすると、「スパーク」という特殊な打ち方でタッチしたボールを動かすことができる。
「スパーク」とは、以下の手順で行う。


  • まず、すべてのボールが静止するのを待って自分のボールが静止したところにタッチした相手のボールを持ってくる。
  • 自分のボールを足でしっかりと踏む。
  • 自分のボールに隣接するようにタッチした相手のボールを置き、自分のボールを踏んでいるのと同じ足で相手ボールも軽く踏む。
  • 自分のボールをスティックでたたいて、その衝撃で相手のボールを飛ばす。
  • 1度に複数タッチした場合はタッチしたボール全てに対しこれを行う。この時、スパークを行う順番は自由であるが、複数のタッチボールを同時に持ち上げてはならず、1個ずつスパークを行う必要がある。




●基本的なスパーク打撃の流れ


(1)まず、すべてのボールが静止するのを待ってからタッチした相手のボールを拾い、自分の持ち玉が静止したところに持ってきます。

(2)タッチした相手のボールをどの方向にめがけて動かすかを、指をさすことで示します。これを忘れたからと言って即反則ということにはなりませんが、あまり頻繁に忘れるようだと反則を取られてしまうので、忘れないようにしましょう
(3)自分の持ち玉を足で踏みます
(4)タッチした相手の玉を、自分の持ち玉に密着するように置きます。このとき、タッチした相手の玉はインサイドラインの外側に置いてはいけません。

(5)左の図の紫の矢印で示した部分を、スティックを使って叩き、その衝撃でタッチした相手の玉を動かします。

タッチと同様、スパーク打撃によって起こった出来事も有効です。したがって、たとえば味方のボールをスパーク打撃によってゲート通過させるということも可能です。


なお、上に示した(1)~(5)の手順の間に、タッチした相手のボール以外のボール(自分の持ち玉も含む)を動かしてしまうと反則になるので注意しましょう。


また、同時に複数のボールにタッチした場合は、1つずつ順番に(1)~(5)の手順を行います。順番は自分の好きな順番で構いませんが、タッチしたすべてのボールに行わなくてはなりません。




なお、スパークによって起きたことはすべて試合に反映される。つまり、たとえばスパークによって当てられて移動した相手のボールが第2ゲートを通過した場合は、そのボールの持ち主は第1ゲートしか通過させていなくても第2ゲート通過が記録される。




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