アウトボールの規定・ルール [ゲートボールの規定・ルール]
勢い余ってボールをコートの外に出してしまったり、スパークなどによってコートの外に出されたボールは「アウトボール」という扱いになる。アウトボールになったボールは次に打順が回ってくるのを待って、コートの10cm外からコートの中に打ち込む。
ただしコートにボールを打ち込む際、他のボールにタッチしてしまった場合は再びアウトボールとなる。
「アウトボール」とは、第1ゲートを通過成立後のプレイで、ボールがインサイドラインよりも外側に転がってしまった状態を言います。これは、勢い余ってみずからボールを外に出してしまった場合、タッチやスパーク打撃によって外にはじき出された場合、反則のペナルティとして強制的に外に出された場合などが考えられますが、どれも措置は同じです。
ボールがインサイドラインの外に出た時の軌道とインサイドラインが交差する点から、10cm外側にボールを置きます。反則によってアウトボールとなった場合は、反則が起きた場所に一番近いインサイドライン上の点から10cm外側にボールを置きます。そして、再び打順が回ってきた時にその位置からボールをインサイドラインの中へスティックで打って入れます。
ただし、ボールを入れる時に他の玉に当ててしまうと反則となり、再びアウトボールとなります。また、アウトボールの状態からはゲート通過やあがりは認められません(ゲートをくぐらせたり、ゴールポールに当てたりすること自体は反則ではありません)。
もし、アウトボールの状態から1度もインサイドラインの内側に入ることなく再びアウトボールになった場合は、ボールを元に戻してから次の打順が回ってくるのを待つことになります。
また、ゲート通過や「あがり」は無効となる(ゲート通過しても得点にならない。同様に、「あがり」にもならない。アウトボールになるわけではない)。